大阪や神戸からでも通いやすい、明るく楽しく本格的に学ぶ、写真家による写真学校。
The photograph classroom by a photographer brightly happily.

  • Instagram
  • Facebook

月: 2016年9月

2016年9月30日 金曜日  Categorys: |

専門学校コース授業レポート 9/25 : 秋山

今回はフィルム現像の実習です!薬品や道具さえあれば自分で現像ができちゃうんです!

皆さんにはこの日の為に35mmのモノクロフィルムを4本分撮影してきていただきました。

現像ということでいつもとは違う教室での実習です。室内には水場や「引伸機」という写真を焼くための機械、現像道具などなど…喉から手が出るほど欲しいものがたくさんで…興奮です!!

まず始めに田川先生から現像の流れや使用する薬品についての説明がありました。

そして現像作業の前にフィルムをパトローネから取り出す作業の練習です!フィルムを取り出す為にフィルムピッカーという道具を使います。使い方はシンプルなのですが、なかなか出てこないこともしばしば…。皆さん練習用フィルムで何度も練習されていました。

次に、リールというロールフィルムを巻くための器具にフィルム巻き付けていく練習です。巻く際のコツやフィルムの性質などの説明があり、いざ実践です。これがなかなか難しいんです…!苦戦されている方が多かったのですがコツを掴んでスルスルと巻いている方もおられました。私も学生時代に苦戦したことを思い出しました…。練習では明かりがついた状態でできるのですが本番では部屋を真っ暗にしてリールに巻きます。

練習が終わり、いよいよ本番です!4人ずつ2組に分かれて順番に現像作業です。

先ほどの練習で行ったことを真っ暗にした部屋の中で行います。田川先生がサポートしてくださり皆さん無事リールにフィルムを巻き終え、続いて薬品を使っていきます。

ここからは明かりをつけての作業です。フィルムを巻きつけたリールを現像タンクという光の入らない容器の中に入れた状態で薬品を流し入れていくのですが、液の温度や液に浸す時間なども決まっており「しっかりと正しい値で行うことがとても大切!」と田川先生。

使用する薬品はたくさんあり、現像→停止→定着の順に液を入れていきます。液を入れる度に現像タンクを上下に振って撹拌させるため「筋肉痛になる~」という声が漏れていました。でもこの作業も楽しいんです!捨てる液の色が変わっていくのを見ると完成に近づいていくことにワクワクします!

現像処理が一通り終わり、フィルム乾燥機でフィルムを乾かしたあとカットし、仕上げていきます。皆さん綺麗に仕上がっていました!

現像できる環境や道具を準備するのはなかなか大変なことなので、皆さんとてもいい経験になったのではないでしょうか!皆さんのお手伝いをしていて私も現像作業をしたくなりました…。

次回の授業では今回現像したネガフィルムをプリントします!

皆さんの写真を見るのが楽しみです!

 

秋山

画像一覧

Category

Archive

最新記事

お申し込みはこちら
back to top