大阪や神戸からでも通いやすい、明るく楽しく本格的に学ぶ、写真家による写真学校。
The photograph classroom by a photographer brightly happily.

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月: 2016年7月

2016年7月27日 水曜日  Categorys: |

専門学校コース授業レポート 7/24 : 秋山

これまでのスタジオ撮影実習でライトポジションや照明比など、スタジオの基礎を勉強してきました。

さて、今回の専門学校コースは今までのスタジオ撮影の集大成で、ライトポジションや照明比を細かく考えて人物撮影をしました!

皆さんには撮影したいライティングの広告写真やスタジオ撮影の写真を持参していただき、ズラッと机に並べて教室で出来るライティングを選別していきます。

持参していただいた写真には白色のバック紙を使った写真という決まりがあったのですが、色んなライティングの写真が集まり皆さんの個性が出ていました!

今回も皆さんに「カメラマン」「ライトマン」「露出計担当」「モデル」の役割を交代でまわしてもらいました。

まず田川先生からライティングを組むにあたってのアドバイス•コツの説明がありました。

雑誌や広告などの写真を見たときに、ライトの数やポジションを知る方法があります!と先生。

なんと、モデルさんの“瞳”を見ると大体のライティングがわかるのです!

もちろんモデルさんに当たっている光をしっかり見極めることも大切なことなのですが、瞳にはライトやレフ板等が鏡のように写っており、ライティングを考える際にとても参考になります。

雑誌はライティングの教科書のようなものなんですね!

モデルさんに当たっている光の量は今まで勉強してきた照明比で見極めることができます。

今回、2パターンの写真を参考に撮影をしました!

最初のパターンはバック紙にのみライトをあて、モデルさんの表情はほぼ見えないもので、照明比を考えながらライトポジションを組んでいきます。

カメラマンの方はモデルさんにポージングを指示し、様々なオブジェを持ってもらっている方もいました。

「撮影を進めるにあたって、いい瞬間を逃さないようにするためには撮る度にプレビューを見るのではなく、ある程度撮り続けることが大切!」と田川先生。モデルさんを疲れさせないことにも繋がるそうです!

ただ撮影をするだけがカメラマンではないということを学びました!

2パターン目は陰影がありつつ柔らかい光の撮影でした。

柔らかい光なので、ライトボックスという光を拡散させる機材を使い、1パターン目とは全く違う光になりました!

ライトは計3灯使うことでバック紙の明るさも調整できました。

撮影中、「光ってすごい!」という声が聞こえてきました。

光によって雰囲気や表情を変えることができるので、スタジオ撮影は無限大に面白いと改めて思いました!

今回でスタジオ撮影は最後でしたが、皆さんが最初苦戦していた露出計も最後には難なく使えるようになっていたように思えます。スタジオ撮影がきっかけで露出計を購入された方もいました!

実際に色んな機材を使ってスタジオ撮影を体験できることは滅多にないことなので皆さんとてもいい勉強になったのではないでしょうか!

私も改めて色んなことを学びました!

 

秋山 加奈

2016年7月13日 水曜日  Categorys: |

授業レポート vol.12 7/10日曜Bコース : 玉井

この日は嬉しいことに、しばらくお休みされていた塾生さんが約2年ぶり?に田川塾に復帰!
もしかしたらご本人は久しぶりの参加で少し緊張されていたかもしれませんが、わたしはお会いできて嬉しかったです。
作品の1枚1枚がわたしには懐かしく、相変わらず女性らしくきらびやかで素敵…!やっぱり人柄が作品にあらわれてるんでしょうか。

さて、この日の日曜Bコースはわたしも含めて5名が参加。入れ代わり立ち代わり机に並ぶ作品を、いつものように田川先生がどんどんセレクトしていきます。
作品のテーマも撮り方もバラエティに富んでいて、決して枚数も少なくない中で、先生が作品を見定めている時の集中力にはすごいものがあります。その姿がまたかっこいいんですよ…! その後、撮影した時の裏話に花が咲くと、一瞬のうちになごやかな雰囲気に様変わり。皆さんいろんな苦労や工夫をしながら撮影してるんですねぇ!

「縦位置の写真で水平を保ちながら撮影するのって難しいですよね」と先生。カメラの構え方からファインダー越しに注意するポイントを教えてもらいました。やはりファインダーを覗いた時から細部にまでこだわってシャッターを切らなきゃいけないんですね。簡単なようでそれが難しい…。

これはいつも思っていることですが、プロの写真家である先生が、わたしたちの撮った写真を真剣に見てくださって、しかも惜しみなくいろんなアドバイスをくださるって、実はとても貴重で本当に贅沢なこと。それが単純に嬉しくて「次はもっといい写真を持ってこられるようにまたがんばろう!」と思っちゃうんです。

8月は夏休みなので、次回は9/11。少し間があいてしまいますが、そのぶんいつも以上に皆さんの力作が並ぶんじゃないかと今から楽しみ!あー、9月が待ち遠しいです…。

玉井 裕子

2016年7月10日 日曜日  Categorys: |

専門学校コース授業レポート 7/10 : 秋山

専門学校コース、今回の授業は皆さんそれぞれのテーマに沿って撮影した写真を田川先生に見てもらう作品研究会でした!

しかし今回は特殊で…

教室を半分に区切り、半分では前回のスタジオ撮影でまだカメラマンをされていない方の撮影、もう半分では作品研究といった内容でした。

私はスタジオ撮影組のお手伝いをさせていただきました。

前回、ストロボを使った照明比の撮影だったのですが、「覚えているか自信がない…」という声も聞こえてくる中…いざ撮影!

皆さん徐々に前回の感覚が戻っていくのが目に見えてわかりました!

ササッ!と露出計やストロボを操って、指示をし合っている姿がスタジオマンでした!!

皆さんの撮影が終わり、残りの時間は作品研究会です!

作品研究会の合間に教室に置いてあるたくさんの写真集の中から田川先生と私の出身校である大阪芸術大学写真学科の卒業制作の図録をテーブルに広げ、「学生の色んなアイデアが詰まっているので勉強になりますよ!」と田川先生がおっしゃりました。

「この写真学科の図録は大学の図書館に置いていますか?」と生徒さんの質問がありましたが、残念ながら置いていないのです…。是非、色んな方に見ていただきたいです!

さて、話は戻り作品研究会です!

一人ずつ、教室の広いテーブルにズラっと作品を並べます。

テーマもカメラも被写体も皆さんそれぞれで、先生の「おもしろい!」という声やアドバイス、みなさんからの質問などが飛び交っていました。

「何故、このテーマで撮影しようと思いましたか?」

という先生の質問で悩まれる方もいました。

私も作品作りの時はよくテーマに悩まされていますが、田川先生の「感覚だけで撮影するのではなく、テーマをしっかりと固めることで作品ができる」という言葉を思い出しました。

作品作りで悩むことも写真の面白さで、しみじみ写真は深いなぁと感じました!

 

秋山 加奈

2016年7月6日 水曜日  Categorys: |

専門学校コース授業レポート 6/26: 秋山

前回はスタジオ実習で照明比についての実習をしました!

今回は引き続きスタジオ実習で、「光質」と「ストロボを使った照明比」の実習です!

…の前に、カメラ機能の一つである「測光モード」についての勉強をしました。

被写体周辺の光の量を計算してくれる機能で、一般的な「評価測光」や中央部分を重点的に測る「中央測光」、一部分のみを測る「スポット測光」といった測光モードがあります。

その中でも露出計を持っていないときに撮りたいものの明るさの差を知ることができるのが「スポット測光」で、その場合の使い方を学びました。便利な機能です!

「測光モード」の勉強の後は今回の実習内容「光質」についての勉強とデモンストレーションです。

光質には「ダイレクト光」「バウンス光」「ディフューズ光」の三種類があり、光質によって被写体にあたる光の硬さ•柔らかさが変わります。

それぞれの光質を二班に分け、皆さんがモデルとなり撮影し合いました。

前々回のスタジオ実習でしたライトポジションを生かし、ミディアム+クロスのライトポジションで「カメラマン」「露出計担当」「ライトマン」「モデル」に分担。

田川先生から、モデルさんにあたる光を肉眼でよく見て一番きれいに見えるところを探しましょう!との説明があり、皆さんモデルさんに合う光を探していました!

三回目のスタジオ実習なので皆さん露出計の使い方が慣れてきたように思えます。

光質の実習の後、今日はもう一つ…!

ストロボを使った照明比撮影をしました!

というのも、今までの実習ではアイランプという常に光っているライト(定常光)を使ってきました。

ストロボは電気を溜め込んで瞬間的に電気を放つものでスタジオ撮影ではよく使われます。

アイランプ、ストロボのメリット•デメリットの説明、ストロボの使い方のレクチャーを受けいざ撮影!!

今回使うストロボはProfotoのB1というものでスタジオだけではなく屋外撮影でも使えるという優れものです!

さて、撮影内容は前回の照明比をストロボでやるというものなのですが、前回のようにライトやレフを動かして光を調整する必要はなく、ストロボの位置を決めた後、今回決めた絞り値になるように露出計で測りながら、ストロボのお尻に付いているダイアルで光量調節する作業なのでスムーズに進みました!ストロボ2灯をつかい、8人全員で作業を分担し撮り合いをしました。 

露出計の使い方がだんだん難しくなってきましたが、皆さん順番にやることで終わるころには持ち方、測り方も慣れた手つきになってきていました!皆さんかっこ良かったです!

次のスタジオ実習ではストロボでの人物撮影です!楽しみですね!

 

秋山 加奈

 

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