2016年5月18日 水曜日 Categorys: 授業レポート | 田川塾コース
授業レポート vol.10 5/15田川塾日曜Bコース
わたしが田川塾に通い始めて、早いもので2年ちょっと経ちます。この2年間でいろんな方たちを見てきて改めて思うのは、作品制作の進め方は人によって全く違うんだなぁということ。
たとえば、わたしの場合…。田川先生がくださるアドバイスは、イメージを膨らませるためのものばかり。技術的なことはひとまず置いておいて、「言葉」を掘り下げて「イメージ」をつくっていくという方法で進んでいます。
その結果、なんと、一眼レフではなくフィルムのコンパクトカメラで撮ることに…!わたしにとってはまさかのフィルム!まさかのコンパクトカメラ!自分でも今後どうなっていくのか想像もつきません。
そして、そんなわたしとは対照的に、先生から次から次に高度な要求をされている塾生さんもいます。しかも、先生が細かく要求すればするほど、それに応えてしっかり撮ってこられるので本当にすごい!!
どの写真も、既に充分に素敵なのに「これ、あともう一歩右に動いて撮れますか?」という先生からの愛のムチ!(ひぇーっ!) アングルや光の当たり方、ボケ具合…、細部までいかにこだわって撮影するか、そんな感じで進んでいます。
これが完成した時、どれだけ完成度の高い作品に仕上がるんでしょう!?期待せずにはいられませんよね!
さて、Reconからそんないろんな経緯を経て生まれた作品がいままさに展示中です。専門学校コースの卒業展と田川塾展「dipping」。わたしも楽しみです!皆さんも是非!
玉井 裕子