2016年7月6日 水曜日 Categorys: 専門学校コース | 授業レポート
専門学校コース授業レポート 6/26: 秋山
前回はスタジオ実習で照明比についての実習をしました!
今回は引き続きスタジオ実習で、「光質」と「ストロボを使った照明比」の実習です!
…の前に、カメラ機能の一つである「測光モード」についての勉強をしました。
被写体周辺の光の量を計算してくれる機能で、一般的な「評価測光」や中央部分を重点的に測る「中央測光」、一部分のみを測る「スポット測光」といった測光モードがあります。
その中でも露出計を持っていないときに撮りたいものの明るさの差を知ることができるのが「スポット測光」で、その場合の使い方を学びました。便利な機能です!
「測光モード」の勉強の後は今回の実習内容「光質」についての勉強とデモンストレーションです。
光質には「ダイレクト光」「バウンス光」「ディフューズ光」の三種類があり、光質によって被写体にあたる光の硬さ•柔らかさが変わります。
それぞれの光質を二班に分け、皆さんがモデルとなり撮影し合いました。
前々回のスタジオ実習でしたライトポジションを生かし、ミディアム+クロスのライトポジションで「カメラマン」「露出計担当」「ライトマン」「モデル」に分担。
田川先生から、モデルさんにあたる光を肉眼でよく見て一番きれいに見えるところを探しましょう!との説明があり、皆さんモデルさんに合う光を探していました!
三回目のスタジオ実習なので皆さん露出計の使い方が慣れてきたように思えます。
光質の実習の後、今日はもう一つ…!
ストロボを使った照明比撮影をしました!
というのも、今までの実習ではアイランプという常に光っているライト(定常光)を使ってきました。
ストロボは電気を溜め込んで瞬間的に電気を放つものでスタジオ撮影ではよく使われます。
アイランプ、ストロボのメリット•デメリットの説明、ストロボの使い方のレクチャーを受けいざ撮影!!
今回使うストロボはProfotoのB1というものでスタジオだけではなく屋外撮影でも使えるという優れものです!
さて、撮影内容は前回の照明比をストロボでやるというものなのですが、前回のようにライトやレフを動かして光を調整する必要はなく、ストロボの位置を決めた後、今回決めた絞り値になるように露出計で測りながら、ストロボのお尻に付いているダイアルで光量調節する作業なのでスムーズに進みました!ストロボ2灯をつかい、8人全員で作業を分担し撮り合いをしました。
露出計の使い方がだんだん難しくなってきましたが、皆さん順番にやることで終わるころには持ち方、測り方も慣れた手つきになってきていました!皆さんかっこ良かったです!
次のスタジオ実習ではストロボでの人物撮影です!楽しみですね!
秋山 加奈