大阪や神戸からでも通いやすい、明るく楽しく本格的に学ぶ、写真家による写真学校。
The photograph classroom by a photographer brightly happily.

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月: 2016年10月

2016年10月25日 火曜日  Categorys:

授業レポート vol.16 10/16専修コース : 玉井(最終回)

このまま卒業したくない!とみんなで先生に頼み込んで始まった専修コースがいよいよ最終回を迎えました。前回、手焼きプリントしたものを作品として仕上げるために額装をしていきます。今回の実習では、いかに作品を作品として綺麗に魅せるかがポイントです。

具体的に何をしたかというと、まずは額の掃除。それからオーバーマットとボードを1辺だけくっつけてブック状にします。プリント裏にドライマウントシールを貼り、1度プレスします。その後、マットにプリントをセットした状態で2度目のプレス。額の表面にあるアクリル板を綺麗に拭き、埃を除去して素早くマットを額にセットして完成です。

言葉で聞くのと実際にやってみるのとでは大違い。ひとつひとつの工程に注意点やコツがたくさんあり、失敗すると今までの苦労が水の泡!おそるおそる丁寧に、そして慎重に、作業を進めました。

完成後、綺麗に額装されたそれぞれの作品を見て、みんな自然と「おぉー!」と歓声が。仕上げひとつでこんなに見映えが変わるんですね!
最後には先生から専修コースの修了証書を受け取り、全員で記念撮影。先生からの「みなさんにはどんなかたちであれ、これからもずっと写真を楽しんでもらえたらと思っています」という言葉とともに専修コース修了!そしてわたしの授業レポートもこれで最後となります。

はじめて専門学校コースで顔を合わせたのが2014年。思い出もたくさんありますし、このままお別れだなんて寂しすぎます。でも、写真のことも先生のことも大好きなこのメンバー。なんだかんだできっとどうせまたすぐ集合することになるんじゃないでしょうか!?ねぇ、先生??(笑)

玉井 裕子

2016年10月17日 月曜日  Categorys: |

専門学校コース授業レポート 10/2 : 秋山

本日はKOBE 819ギャラリーのオーナー野元大意さんによる特別授業があり、そのあとに専門コースの作品研究会をしました!

専門コースの皆さん、とても仲がよく教室内はいつもにぎやかです!

お手伝いをさせていただいている私も毎回色んな刺激をもらっています!

作品研究会では1人1人、テーマにそって撮影された作品をテーブルに並べて田川先生がアドバイスをしていきます。

作品研究会のときに毎回感じるのですが…

田川先生はいつも皆さんの作品を鋭く観察し、とても親身にアドバイスをされており聞いているこちらも先生の意見に引き込まれます。

みなさんも自身やお互いの作品に対してとても真剣で、作品研究会中の皆さんの姿は毎回とてもかっこいいです。

皆さんの中には作品制作に迷われる方もおられます。作品制作の際には誰もがぶつかる壁だと思います。

「同じテーマを撮り続けないといけないと思う必要はなく、撮ろうと思ったキッカケやどう感じたかが大切」「専門コースはカメラの技術を学びながら写真を表現するコースで、その中で『写真てこんな世界があるのか!』ということを学んだり、作品を作ることで自分を知っていくことができるんです!」と田川先生がおっしゃられていました。

私の大学生時代にも作品研究会があり、色んな人に見てもらうのは緊張もしますがそれ以上に先生のアドバイスで新たな発見や、次はもっとこいう風に撮影しよう!という想いが生まれたり、その他にも皆さんの写真を見て刺激を受けたり……。 

作品研究会は作品の完成に向けて色んな勉強ができるので、とても大切な授業なのだと今回改めて学びました!

秋山

2016年10月5日 水曜日  Categorys: | |

vol.15 10/2田川塾・専門学校コース合同講座 : 玉井

教室の扉を開く5秒前、いつもの階段をのぼっていると、いつも以上に賑やかな声が聞こえてきました。それもそのはず!この日はReconではお馴染み、Kobe819ギャラリーの野元さんをスペシャルゲストに迎えた、年に一度の特別授業の日だったんです。田川塾と専門学校コースの合同なので集まった人数も多く、教室の中はカオスです。

さて、今年のテーマは「なんだ、この世界は?!」ということで、まずは野元さんのお話からスタート。アートとしての写真の奥深さと楽しみ方を野元さん流の軽快なトークで教室を沸かせます。

続いては、グループワーク。
実はこのグループワーク、わたしが事前に「なにをするんですか?」と田川先生に尋ねても「秘密です!(ニヤリ)」と内容を教えてもらえず、いったいなにをさせられるのかとちょっとビクビクしていたんですが……

最初に、4つのグループに分かれました。「写真が好き」という共通点があるためか、はじめましての方ともなんの問題もなく和やかな雰囲気です。そんな中、田川先生に名前を呼ばれて立ち上がったのは、わたしと同じクラスの塾生さん。スクリーンには現在取り組んでるテーマの作品が映し出されます。

ここで初めて野元さんと田川先生より本日の課題が!「さぁ、みなさん!この作品には何がうつってるのかを出し合ってください。それから、ストーリーをつくり、タイトルもつけてみましょう!」とのこと。「正解があるわけじゃないから好きなようにつくっていいんですよ」…って、いやいや、そう言われても…ねぇ……?

戸惑いつつも短時間でなんかしらの答えを導き出さなければならず、慌てて意見を出し合います。グループで意見をまとめているところで、時間切れ!グループの代表者がそれぞれ話し合った内容を発表しました。

次にまた別の塾生さんの作品がスクリーンに映し出されました。こちらもとても素敵な作品!やることは先程と同じです。そして最後はあの杉本博司さんの作品で。こうして回数を重ねるごとにどんどん大胆な意見が出てきてグループの話も盛り上がっていきます。

最終的にできがったのは全部で12のストーリー。みんな同じ作品を見て考えたはずなのに、人によっていろんな見方があって「うわぁ、そんな発想、全然思いつかなかった!」というのもあったりして。自分で考えることも大事だけれど、他人の意見を聞くことでさらに世界が広がりますね。

「正解がない」ということは、つまりは写真を観る人が自由に観て良いということ(野元さん談)。この特別授業を通して、またひとつ「写真て面白いなぁ」と身をもって学ぶことができました!

玉井 裕子

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